SNS運用

整骨院のInstagram運用ガイド|2026年新ガイドライン対応の投稿テンプレ20選

著者: インフォサクセス(Infosuccess) 2026年8月5日 公開 読了 約20分
整骨院のInstagram運用ガイドのバナー。スマートフォンのInstagram画面と投稿テンプレ20選
⚠️ この記事を読むべき方

整骨院・接骨院でInstagramを運用している、またはこれから始めようとしている方で、以下のいずれかに当てはまる方:

「他院の投稿を真似しているが、規制的に大丈夫か不安」「症例写真や患者さんの声を載せてしまっている」「フォロワーは増えたが来院につながらない」

Instagramは明確に「広告」に該当します。自院ウェブサイトのような例外解釈はありません。しかし現実には、業界の投稿の大半が違反表現を含んでいます。
本記事では、違反になる6パターンを整理したうえで、そのまま使える投稿テンプレ20選とアカウント設計・ハッシュタグ・リールの題材まで解説します。

1. なぜInstagramは「広告」に該当するのか

広告該当性の2要件とInstagramの位置づけを示した図
図1: 広告該当性の2要件。Instagramは両方を満たす。

まず大前提を整理します。ここを誤解したまま運用している施術所が非常に多いです。

広告該当性の判断基準

2025年2月の新ガイドラインでは、広告に該当するかどうかを次の2要件で判断すると整理されています。

要件 内容 Instagramの場合
誘引性 患者を誘引する意図があるか 院のアカウントである以上、誘引性がある
認知性 不特定多数が認知できる状態か 公開アカウントは誰でも閲覧できる

Instagramの公開投稿は、両方の要件を満たします。 つまり、チラシや看板とまったく同じ基準で規制されます。

自院ウェブサイトとの決定的な違い

媒体 広告該当性 理由
自院ウェブサイト 原則該当せず 利用者が能動的に検索して訪れるため、認知性が限定的
Instagram 該当する フィードやリールが受動的に表示される。認知性が高い
X (Twitter) 該当する 同上
Facebookページ 該当する 同上
LINE一斉配信 該当する 能動的にプッシュ配信するため
⚠️ 「ホームページはOKだからInstagramもOK」ではない

自院サイトが原則として広告に該当しないという整理を、そのままSNSに拡張してしまう誤解が非常に多く見られます。
Instagramのリールやおすすめ表示は、探していない人にも届きます。 これが認知性の高さそのものであり、広告と判断される根拠です。

ストーリーズや非公開アカウントはどうか

形態 該当性 備考
フィード投稿(公開) 該当する 最も明確
リール(公開) 該当する 拡散性が高くリスクも高い
ストーリーズ(公開) 該当する 24時間で消えるが、公開されている事実は変わらない
ハイライト 該当する 常時公開される
DMでの個別のやり取り 原則該当せず 1対1のため認知性がない

「24時間で消えるから大丈夫」は成り立ちません。 公開されている間はスクリーンショットも取られますし、指摘を受けた時点で消えていても記録は残ります。

規制の全体像は、【2025年2月施行】柔整・あはき広告ガイドライン完全解説で解説しています。

2. 整骨院のInstagram投稿でよくある違反6パターン

Instagram投稿の違反6パターンを示した図
図2: Instagram投稿でよくある違反6パターン。

業界のアカウントを見ると、以下の6パターンが繰り返し登場します。ひとつずつ修正例とセットで整理します。

パターン1: 業務範囲外の症状名を出す

❌ NG ✅ 修正例
「デスクワークの肩こりにお悩みの方へ」 「重い物を持ち上げて肩をひねった方へ」
「慢性腰痛の根本原因を解説」 「急性腰部捻挫(ぎっくり腰)について解説」
「猫背でお困りではありませんか」 「運動前の準備動作についてご案内します」

柔道整復師の業務範囲は骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷の5傷病です。使える表現と言い換えは、整骨院で使ってはいけない症状名・療法名一覧に100語まとめています。

パターン2: ビフォーアフター写真を載せる

Instagramで最も多い違反です。施術前後の比較写真は、効果を視覚的に保証する表現と判断されるリスクが高い類型です。

⚠️ 「個人差があります」では回避できない

但し書きを添えれば大丈夫という誤解が広まっていますが、写真そのものが効果を示している以上、注記では解決しません。
そもそも姿勢や骨盤の状態は業務範囲外なので、二重に問題があります。

パターン3: 患者さんの声・DMスクショを載せる

❌ NG ✅ 修正例
「『こんなに楽になるなんて』とお声をいただきました」 (削除。代替不可)
DMのスクリーンショットを投稿 (削除。代替不可)
「口コミ★5をいただきました🙏」 (削除。比較優良広告に該当)

体験談はガイドラインで明示的に禁止されている類型です。訴求力が高いため使いたくなりますが、代替表現はありません。削除するしかありません。

パターン4: 効果を約束する

❌ NG ✅ 修正例
「1回でスッキリ改善します」 「施術後の経過には個人差があります」
「根本から治します」 「固定法と後療法を組み合わせて施術します」
「もう痛みに悩まされません」 (削除)

パターン5: 独自療法名・別資格の用語を使う

❌ NG ✅ 修正例
「当院独自の○○式骨盤矯正」 「骨盤周辺への手技療法」
「全身マッサージ60分」 「全身の手技療法60分」
「整体で体をリセット」 「柔道整復施術を行っています」

パターン6: 比較・実績を訴求する

❌ NG ✅ 修正例
「地域No.1の施術実績」 「2016年開業、地域に密着した接骨院です」
「施術歴20年のベテランが担当」 「柔道整復師2名が在籍しています」
「他院で改善しなかった方も」 (削除)
💡 まず自院アカウントの直近30投稿をさかのぼって、この6パターンに該当するものがないか確認してみてください。特にビフォーアフターと患者さんの声は、見つかったら即アーカイブを推奨します。

あなたのInstagram、違反投稿が残っていませんか?

過去投稿を手作業でチェックすると、100投稿で1時間以上かかります。
業種特化AIがGBP・HP・SNSを3分で自動診断するSaaSを開発中です。

▶ ベータ版ウェイトリストに登録する(無料)
※ 2026年夏リリース予定。登録者は3ヶ月無料の特典付き

3. アカウント設計|プロフィール・ハイライト・リンク

Instagram投稿形態ごとの広告該当性を示した図
図3: 投稿形態別の広告該当性。DM以外はすべて該当する。

投稿を直す前に、まずアカウント自体を整えます。プロフィールは常に表示され続けるため、違反があると影響が長期化します。

3-1. プロフィール文の作り方

Instagramのプロフィールは150文字です。ここに詰め込むべき要素を整理します。

要素 内容 目安
① 施術所名と地域 ○○市○○町の接骨院 25字
② 対応する傷病 骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷 20字
③ 基本情報 施術時間・休診日・駐車場 40字
④ 予約方法 予約優先/電話番号 25字
⑤ 誘導 詳細はリンクから 15字
✅ プロフィール文の完成例

○○市○○町の接骨院です
骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷の施術
柔道整復師2名在籍/手技・運動・物理療法
平日9-20時 土9-17時 日祝休
予約優先 駐車場3台
ご予約はお電話または下記リンクから↓

ポイントは、「何が良くなるか」を書かず「何に対応するか」だけを書くことです。それでも必要な情報は十分に伝わります。

3-2. カテゴリとビジネス情報

項目 推奨設定
アカウント種別 プロアカウント(ビジネス)。インサイトが見られる
カテゴリ 「医療サービス」「整体師」等から実態に近いものを選ぶ
住所 登録する。位置情報からの流入が期待できる
電話番号 登録する。アクションボタンが表示される
ユーザーネーム ○○sekkotsuin のように院名を英字で。地域名を含めるとなお良い

3-3. ハイライトの構成

ハイライトは常時表示されるため、基本情報の置き場所として最適です。以下の5つを作っておけば十分です。

ハイライト名 入れる内容
はじめての方へ 初回の流れ、持ち物、所要時間
アクセス 外観写真、駐車場、最寄り駅からの道順
施術時間 曜日別の受付時間、休診日
料金 療養費の適用条件、自費メニューの料金
院内の様子 受付、施術スペース、待合

3-4. プロフィールリンク

リンクは1つしか設定できません(複数リンク機能もありますが、まずは1つで十分です)。優先順位は次のとおりです。

  1. 予約ページ — 予約システムがあればこれが最優先
  2. 自院ホームページのトップ — 情報量が最も多い
  3. Googleビジネスプロフィール — HPがない場合の代替
⚠️ リンク先も規制の対象になりうる

Instagramから誘導するリンク先は、広告からの誘導先として広告に該当します
「自院サイトは原則として広告に該当しない」という整理は、SNSから誘導している場合には当てはまりません。リンク先のページも同じ基準で点検してください。

4. 投稿フォーマット別の使い分け

プロフィール文の構成5要素を示した図
図4: Instagramプロフィール文に入れる5要素。

Instagramには複数の投稿形式があります。柔整で使いやすい順に整理します。

形式 特徴 柔整での使いどころ 評価
フィード(画像) プロフィールに残る。情報量を載せやすい 傷病解説、院内紹介、お知らせ ◎ 基本
フィード(カルーセル) 複数枚をスワイプ。保存されやすい 手順の解説、チェックリスト ◎ 保存狙い
リール 拡散性が最も高い。新規リーチ向き 院内紹介、施術の流れ、予防動作 ○ 認知拡大
ストーリーズ 24時間で消える。既存フォロワー向け 休診連絡、当日の空き状況 ○ 日常運用

柔整における投稿の優先順位

結論を先に言うと、フィードのカルーセル投稿が最も費用対効果が高いです。理由は3つあります。

📚 リールは「院の雰囲気」に絞る

リールは拡散力がありますが、柔整では題材が限られます。効果を見せる動画は作れませんし、体験談も使えません。
現実的な題材は「院内の様子」「施術の流れ(手順の説明)」「予防動作の指導」の3つです。第7章で10案を挙げます。

投稿頻度の目安

形式 推奨頻度 備考
フィード 週1〜2回 継続が最優先。毎日は続かない
リール 月1〜2回 制作コストが高いので無理をしない
ストーリーズ 週2〜3回 休診情報などを軽く

5. そのまま使える投稿テンプレ20選

投稿フォーマットの使い分けと頻度を示した図
図5: 投稿フォーマット別の使い分けと推奨頻度。

すべて業務範囲内・規制準拠で書ける題材です。○○の部分を自院の情報に置き換えて使ってください。

⚠️ 使用上の注意

テンプレは規制リスクを下げた表現ですが、適法性を保証するものではありません。自院の実態(施術時間・スタッフ数・設備)と一致しているか確認してから投稿してください。判断に迷う場合は所轄保健所に相談できます(無料)。

5-1. 傷病解説型(6本)

最も安全で、専門性を示せるカテゴリです。カルーセル形式(3〜5枚)にすると保存されやすくなります。

# テーマ キャプション案
1 捻挫とは 「捻挫について解説します。
捻挫は関節に外力が加わって靱帯などが損傷した状態です。足首や指に起こりやすく、段差を踏み外した、着地に失敗したなど、原因となる出来事が特定できるのが特徴です。
受傷直後は安静・冷却・圧迫・挙上が基本とされています。
○○市の当院では、患部の状態を確認したうえで固定法と後療法を行います。」
2 打撲とは 「打撲について解説します。
打撲は外力によって皮下組織や筋肉が損傷した状態です。表面に傷がなくても内部が損傷していることがあり、腫れや内出血が後から出てくる場合もあります。
ぶつけた後に痛みや腫れが続く場合は、放置せずご相談ください。
○○市 ○○接骨院」
3 挫傷(肉ばなれ) 「挫傷、いわゆる肉ばなれについて。
筋や腱が急激な力で損傷した状態です。ダッシュやジャンプの際に起こりやすく、受傷時に音を感じることもあります。
スポーツ中に急な痛みが出た場合は、無理に動かさずご相談ください。
○○市 ○○接骨院」
4 ぎっくり腰 「ぎっくり腰(急性腰部捻挫)について。
重い物を持ち上げた、急に体をひねったなど、原因となる動作が特定できるのが特徴です。
動けないほどの痛みがある場合は、まずお電話でご相談ください。
○○市 ○○接骨院 TEL ○○」
5 寝違え 「寝違え(頸部捻挫)について。
不自然な姿勢が続いたことで首の組織に負担がかかり、動かしづらくなった状態です。
当院では首の可動域を確認したうえで、無理のない範囲で施術を行います。
○○市 ○○接骨院」
6 骨折が疑われるとき 「骨折・脱臼が疑われる場合について。
法律上、骨折・脱臼は応急手当を除き医師の同意が必要と定められています。
当院では応急処置を行ったうえで、医療機関の受診をご案内する場合があります。
強い変形や激しい痛みがある場合は、無理に動かさずご連絡ください。」

5-2. 院内紹介型(5本)

初来院のハードルを下げる投稿です。写真が主役になるため、キャプションは短くて構いません。

# テーマ キャプション案
7 院の外観 「○○接骨院の外観です。○○通り沿い、○○の向かいにあります。初めての方で場所が分かりにくい場合は、お電話いただければご案内します。駐車場は院の○側に3台分ございます。」
8 受付・待合 「受付と待合スペースです。予約優先制のため、お待たせする時間は短めです。受付では療養費の適用条件についてもご説明しています。ご不明な点はお気軽にお尋ねください。」
9 施術スペース 「施術スペースをご紹介します。ベッドは○台、カーテンで仕切られています。着替えが必要な場合は、更衣スペースをご利用いただけます。」
10 使用している機器 「当院で使用している物理療法機器です。温熱療法・電気療法に使用します。どの施術を行うかは状態に応じて判断し、施術前にご説明します。」
11 スタッフ紹介 「当院のスタッフ体制をご紹介します。柔道整復師○名、受付スタッフ○名で対応しています。○年に開業し、地域の皆さまにご利用いただいています。」
⚠️ スタッフ紹介での注意

スタッフ紹介は経歴・技能に触れないことが条件です。「○○大学卒」「経験15年」「○○のプロ」といった記載は、柔整師法第24条第2項の経歴広告に該当します。
書けるのは資格の有無と人数、施術所の開業年までです。

5-3. 予防・指導型(5本)

「指導内容」として書けば、効果訴求になりません。「〜が改善します」ではなく「〜の指導を行っています」と書くのが原則です。

# テーマ キャプション案
12 運動前の準備 「運動前の準備についてご案内します。急に強い負荷をかけると、挫傷や捻挫のリスクが高まります。当院では施術と併せて、運動前の準備動作についても指導を行っています。」
13 受傷直後の対応 「ぶつけた、ひねった直後の対応について。一般に、安静・冷却・圧迫・挙上が基本とされています。自己判断で温めたり強く揉んだりすると、状態が悪化する場合があります。」
14 荷物の持ち方 「重い荷物を持ち上げる際の姿勢についてご案内します。膝を曲げずに腰から曲げると、腰部に強い負担がかかります。当院では施術後、日常動作についての指導も行っています。」
15 固定期間中の生活 「固定期間中の過ごし方について。固定中は患部を安静に保つことが基本ですが、日常生活で気をつける点は状態によって異なります。お一人ずつの状況に合わせてご説明しています。」
16 再発予防 「同じ部位を繰り返し負傷される方へ。当院では再発予防のための運動指導も行っています。負傷の経緯や日常の動作を伺いながら、無理のない範囲でご提案します。」

5-4. お知らせ型(4本)

# テーマ キャプション案
17 年末年始の休診 「年末年始の施術日についてお知らせします。○月○日(○)まで通常どおり施術を行い、○月○日(○)から○月○日(○)まで休診いたします。○月○日(○)より通常施術を再開します。」
18 臨時休診 「○月○日(○)は都合により休診とさせていただきます。ご予約をいただいていた方には個別にご連絡しております。ご不便をおかけし申し訳ありません。」
19 予約方法の変更 「ご予約方法が変わりました。お電話に加え、プロフィールのリンクからWeb予約が可能になりました。お電話でのご予約も引き続き承っています。」
20 施術時間の変更 「○月より施術時間を変更いたします。平日 ○時〜○時、土曜 ○時〜○時、休診日は○曜日と祝日です。ご確認のうえご来院ください。」

6. ハッシュタグ設計|規制に触れないタグの選び方

投稿テンプレ20本の内訳を示した図
図6: Instagram投稿テンプレ20本のカテゴリ別内訳。

見落とされがちですが、ハッシュタグも投稿の一部であり、規制の対象です。キャプションを直してもタグが違反していれば意味がありません。

使ってはいけないハッシュタグ

種別 NG例 理由
業務範囲外の症状名 #肩こり #腰痛 #頭痛 #猫背 #骨盤矯正 業務範囲外の広告
効果表現 #根本改善 #痛みとサヨナラ #即効 効果保証
比較・実績 #地域no1 #人気の整骨院 比較優良広告
別業種の用語 #整体 #マッサージ #カイロプラクティック 別資格の業務名
⚠️ 「#肩こり」は業界で最も使われているタグ

リーチを稼ぎたい気持ちは分かりますが、これは最も検出されやすい違反でもあります。ハッシュタグは検索可能な形で残るため、通報を受けやすい要素です。

安全に使えるハッシュタグ

種別 OK例 本数の目安
地域名 #○○市 #○○駅 #○○町 3〜5本
業種名 #接骨院 #整骨院 #柔道整復師 3本
傷病名 #捻挫 #打撲 #挫傷 #骨折 #脱臼 2〜4本
組み合わせ #○○市接骨院 #○○駅整骨院 2〜3本
シーン #スポーツ外傷 #交通事故 #部活動 2〜3本
✅ ハッシュタグの構成テンプレ

#○○市接骨院 #○○市整骨院 #○○駅 #○○町
#接骨院 #整骨院 #柔道整復師
#捻挫 #打撲 #挫傷
#スポーツ外傷 #交通事故

合計13本程度。症状名ではなく傷病名を使うのが最大のポイントです。

本数と配置

項目 推奨
本数 10〜15本。上限30本だが、多すぎると質が下がる
配置 キャプション末尾。1行空けてまとめる
地域タグの比率 全体の3〜4割。地域検索での発見が最重要
使い回し 毎回同じでも問題ない。地域+業種+傷病の型を固定する

7. リールで伸ばす|柔整で撮れる題材10案

ハッシュタグの選び方を示した図
図7: ハッシュタグの選び方。症状名ではなく傷病名を使う。

リールは拡散力がありますが、柔整では使える題材が限られます。効果を見せる動画も体験談も使えないためです。

そのうえで、規制内で撮れる題材を10案挙げます。

# 題材 内容 撮影の難易度
1 院内ツアー 入口から受付、待合、施術室までを歩きながら撮影
2 初回の流れ 受付→問診→施術→会計の手順を字幕で説明
3 アクセス案内 最寄り駅や目印から院までの道順
4 駐車場の停め方 入口の位置、停める向き
5 テーピングの種類紹介 使用している資材を並べて紹介(施術行為の実演ではない)
6 物理療法機器の紹介 機器の外観と用途を説明
7 運動前の準備動作 指導内容としての動作紹介
8 荷物の持ち上げ方 日常動作の指導
9 傷病の解説 ホワイトボードや図で捻挫・打撲を説明
10 1日の流れ 開院準備から閉院までを早回しで
⚠️ 施術シーンの撮影で注意すること
  • 患者さんが写る場合は必ず書面で許諾を取る
  • 顔が写らない構図にするのが無難
  • 施術前後を比較する構成にしない(ビフォーアフターと同じ扱いになる)
  • 「痛みが取れる瞬間」のような効果を示す演出をしない

リールで避けるべき題材

❌ 避ける題材 理由
施術前後の可動域比較 効果を視覚的に保証する表現
「バキバキ音が鳴る」系の演出 効果訴求 + 誤解を招く
患者さんのインタビュー 体験談に該当
「肩こり解消ストレッチ」 業務範囲外の症状名
他院との比較・業界批判 比較優良広告

8. よくある質問FAQ

Instagram運用の誤解3つを示した図
図8: Instagram運用についてよくある3つの誤解。

Q1. 過去の投稿に違反があります。全部消すべきですか?

削除ではなくアーカイブを推奨します。アーカイブすれば公開状態ではなくなり、必要なら後から戻せます。特にビフォーアフター写真と患者さんの声を含む投稿から優先的に処理してください。数が多い場合は、直近6ヶ月分から着手すれば実務上は十分です。

Q2. フォロワーが増えません。どうすればいいですか?

柔整のアカウントは、フォロワー数を目標にしない方が健全です。目指すべきは「地域の人が院を調べたときに、安心して選べる情報がある状態」です。実際、来院につながるのは全国のフォロワー1万人ではなく、地域の見込み客100人です。ハッシュタグを地域名中心に設計し、プロフィールに基本情報を揃えることを優先してください。

Q3. 他の整骨院は「肩こり」と書いています。なぜ指導されないのですか?

指導は通報や巡回など、何らかのきっかけがあって初めて動きます。書いているのに指導されていない院は、単にきっかけが発生していないだけです。適法だから放置されているわけではありません。また、通報経路として最も多いのは同業他院です。詳しくは整骨院が保健所から指導を受けたときの対応手順で解説しています。

Q4. スタッフにInstagram運用を任せてもいいですか?

運用自体は任せられますが、広告責任は施術所の管理者(通常は院長)が負います。「スタッフが勝手にやった」は通用しません。本記事のテンプレ20本を院内で共有し、「テンプレの範囲内は承認不要、それ以外は院長確認」というルールにすると運用しやすくなります。

Q5. Instagram広告(有料)を出す場合、規制はより厳しくなりますか?

規制の内容自体は同じですが、有料広告は誘引性がより明確になるため、判断は厳しい方向に働きます。また、Meta社の広告審査でも医療系表現は制限されており、効果を約束する表現は審査で落ちます。二重のチェックを受けると考えてください。

Q6. ストーリーズは24時間で消えるので大丈夫では?

大丈夫ではありません。公開されている間は不特定多数が閲覧でき、認知性の要件を満たします。スクリーンショットも取られます。24時間で消える点はリスクを下げますが、ゼロにはしません。フィードと同じ基準で作成してください。

Q7. リールで使う音源に規制はありますか?

広告ガイドライン上の規制はありませんが、著作権の観点で注意が必要です。Instagramが提供する音源ライブラリ内のものは、通常の投稿では使用できますが、ビジネスアカウントでは使える音源が制限される場合があります。アプリ内で「使用できません」と表示される音源は使わないでください。

Q8. GBPとInstagram、どちらを優先すべきですか?

Googleビジネスプロフィールが優先です。 整骨院を探す人の多くは、痛みや負傷があってから「○○市 接骨院」と検索します。この行動を受け止めるのはGBPです。Instagramは「見つけてもらう」より「見つけた後に安心してもらう」役割が中心です。GBPの運用は整骨院のGBP投稿テンプレ30選で解説しています。

9. まとめ|Instagramは集客より信頼形成

Instagram運用のアクションを整理した図
図9: Instagram運用のアクションを時間軸で整理。

柔整業界におけるInstagramの位置づけを、はっきりさせておきます。Instagramは新規集客のメインチャネルにはなりにくいのが実情です。使える訴求が大きく制限されているためです。

しかし、「この院なら安心して行けそうだ」と思ってもらう役割では非常に強力です。GBPや検索で院を見つけた人が、Instagramを見て院内の様子や対応方針を知る。この流れが機能すれば、来院の決め手になります。

本日中にできること

  1. プロフィールを書き直す:第3章の完成例をひな形に、対応傷病・基本情報・予約方法を整える
  2. ハッシュタグの型を決める:地域名+業種名+傷病名の13本を作り、メモに保存する
  3. 違反投稿を1つアーカイブする:ビフォーアフターまたは患者さんの声から着手

今週中にできること

  1. 直近30投稿を点検する:第2章の6パターンに該当するものをアーカイブ
  2. ハイライトを5つ作る:はじめての方へ/アクセス/施術時間/料金/院内の様子
  3. テンプレから4本投稿する:傷病解説2本+院内紹介2本が始めやすい

今月中に仕組みにすること

  1. 投稿枠を固定する:週1回、曜日と時間を決めてカレンダーに登録
  2. 院内ルールを決める:誰が作り、誰が承認するかを明文化
  3. インサイトを確認する:プロフィールへのアクセス数と、リンククリック数を見る

規制が厳しいということは、きちんと運用できている院が少ないということでもあります。テンプレを使って週1本を続けるだけで、地域の中では十分に差がつきます。

投稿前のチェックを、3分で自動化しませんか?

キャプションを自院用に書き換えるとき、うっかり違反表現が混ざることがあります。
柔整ガイドAIは、GBP・HP・SNSを業種特化AIが自動診断するSaaSです。

▶ ベータ版ウェイトリストに登録する(無料)
※ 2026年夏リリース予定。登録者は3ヶ月無料。メールアドレス入力のみ・1分で完了

先生の院のサイト、違反表現は何件ありますか

禁止表現辞書102項目と照合し、該当箇所と安全な代替表現をまとめてお送りします。費用はかかりません。診断のみのご利用で構いません。

無料で診断を申し込む

▶ 無料で広告診断を申し込む