口コミ運用マニュアル

整骨院が合法的に口コミを増やす7つの方法|依頼文テンプレ付き

著者: インフォサクセス(Infosuccess) 2026年8月17日 公開 読了 約14分
対価なしで口コミを増やす7つの方法のバナー。QRコードと受付での案内、星評価の上昇グラフ
⚠️ この記事を読むべき方

整骨院・接骨院で口コミを増やしたい方で、以下のいずれかに当てはまる方:

「口コミが5件しかなく、比較検討で不利になっている」「声をかけても投稿してもらえない」「ステマ規制が怖くて何もできていない」

ステマ規制を守りながら口コミを増やすことは、十分に可能です。鍵は「対価」ではなく「摩擦を減らすこと」。多くの院は、患者さんに投稿する意思があっても、手順が分からず離脱しています。
本記事では、合法的に口コミを増やす7つの方法と、そのまま使える依頼文テンプレ、投稿率を上げる導線設計までを実務手順として解説します。

1. 前提|なぜ口コミが増えないのか

口コミが増えない理由を示した図
図1: 口コミが増えない4つの理由。

まず原因を正確に把握します。患者さんに投稿する意思がないわけではありません

1-1. 投稿されない4つの理由

理由 内容 対処
①依頼されていない そもそも声をかけていない 会計時に一律で案内する
②手順が分からない どこから投稿するか分からない QRコード・短縮リンクを用意
③後回しにされる 「あとで書く」と思って忘れる その場で投稿できる導線を作る
④書く内容が思いつかない 何を書けばいいか分からない 観点だけ示す(内容は指定しない)
📚 最大の要因は②と③

「Googleに口コミを書いてください」と言われても、アプリを開いて、院を検索して、口コミ欄を探して、投稿する——この4ステップを踏む人は多くありません。
QRコードを1枚用意して直接投稿画面に飛ばすだけで、投稿率は大きく変わります。

1-2. 対価は必要ない

アプローチ 効果 リスク
割引と引き換え 短期的には増える ステマ規制・療養費の両面で問題
摩擦を減らす 継続的に増える なし

対価による増加は一時的で、しかもリスクを伴います。導線を整える方が、結果的に投稿数も質も安定します。

ステマ規制の詳細は、整骨院とステマ規制|口コミ依頼が違法になる境界線で解説しています。

2. 合法的に増やす7つの方法

対価と摩擦削減の比較を示した図
図2: 対価ではなく摩擦を減らす。

すべて対価を伴わず、内容にも介入しない方法です。効果の大きい順に並べています。

方法1: 会計時に一律で案内する

項目 内容
効果 ◎ 最も効果が大きい
手間 小(声かけ1回)
ポイント 全員に同じ案内をする。選別しない

選別すると「関与」に近づきます。また運用としても、誰に声をかけたか覚えておく負担がなくなるため、一律の方が楽です。

方法2: QRコードを受付に設置する

項目 内容
効果 ◎ 摩擦を最小化できる
手間 小(初回のみ)
ポイント 投稿画面に直接飛ぶリンクを使う(第4章で作り方を解説)

方法3: 会計時に渡すカードを作る

✅ カードの記載例(名刺サイズ)

ご感想をお聞かせください

当院をご利用いただきありがとうございました。
よろしければ、率直なご感想をGoogleにお寄せください。
今後の運営の参考にさせていただきます。

【QRコード】
○○接骨院

その場で読まれなくても、財布に入れて後日投稿してもらえる可能性があります。声かけだけより残存率が高くなります。

方法4: 全件に丁寧な返信をする

📚 返信は次の投稿を呼ぶ

返信がついている院とついていない院では、新規の投稿されやすさが変わります
読む人は「書いても読まれないだろう」と思えば書きません。返信が並んでいれば「見てもらえる」と分かります。
返信率100%を目指してください。内容は定型で構いません。

方法5: 施術後の説明を丁寧にする

遠回りに見えますが、満足度そのものを上げるのが最も本質的です。

やること 効果
施術前に内容と所要時間を説明する 不安が減る
施術後に日常での注意点を伝える 丁寧さが伝わる
次回の目安を伝える 見通しが立つ

方法6: 予約完了メール・LINEに一文添える

項目 内容
効果 ○ 対面より心理的ハードルが低い
注意 施術直後ではなく、翌日以降の配信が自然
ポイント リンクを直接貼る。文面は第3章のテンプレを使う

方法7: 院内掲示で継続的に伝える

設置場所 効果
受付カウンター 会計時に目に入る
待合室 待ち時間に読まれる
施術ベッドの天井 横になったとき目に入る(意外と効く)

口コミの依頼文、規制に触れていませんか?

「星5でお願いします」の一言で、ステマ規制に該当します。
業種特化AIがGBP・HP・SNSを3分で自動診断するSaaSを開発中です。

▶ ベータ版ウェイトリストに登録する(無料)
※ 2026年夏リリース予定。登録者は3ヶ月無料の特典付き

3. そのまま使える依頼文テンプレ8選

口コミを増やす7つの方法を示した図
図3: 合法的に口コミを増やす7つの方法。

すべて評価も内容も指定していない文面です。○○を自院の情報に置き換えて使ってください。

⚠️ 使用上の注意

テンプレはステマ規制のリスクを下げた文面ですが、適法性を保証するものではありません。改変する際に「良い」「星5」「高評価」といった語を加えないよう注意してください。加えた時点で違反になります。

3-1. 対面での声かけ(3本)

# 場面 テンプレ
1 会計時(標準) 「本日はありがとうございました。よろしければ、Googleに率直なご感想をお聞かせください。こちらのQRコードから投稿いただけます。」
2 会計時(短縮) 「よろしければ、ご感想をお聞かせください。こちらから投稿できます。」
3 数回来院された方 「いつもご利用ありがとうございます。もしよろしければ、率直なご意見をお聞かせいただけますと、今後の運営の参考になります。」

3-2. カード・掲示物(2本)

# 用途 テンプレ
4 会計時に渡すカード 「ご感想をお聞かせください
当院をご利用いただきありがとうございました。よろしければ、率直なご感想をGoogleにお寄せください。今後の運営の参考にさせていただきます。」
5 院内掲示(A5〜A4) 「ご意見・ご感想をお待ちしています
お気づきの点がございましたら、Googleのクチコミからお聞かせください。良い点も改善点も、率直にお書きいただけますと幸いです。」
✅ 「改善点も」と書くのが効く

一見するとリスクを増やす表現に見えますが、これが中立性の明確な証拠になります
ステマ規制の判断では「内容に介入したか」が問われます。改善点も歓迎すると明示していれば、介入していないことが客観的に示せます。

3-3. メール・LINE(3本)

# 用途 テンプレ
6 来院翌日のフォロー 「昨日はご来院いただきありがとうございました。その後、お変わりございませんか。
よろしければ、率直なご感想をGoogleにお聞かせください。
▼ こちらから投稿できます
(リンク)」
7 予約完了メールの末尾 「※ ご来院後、よろしければご感想をお聞かせください。
(リンク)」
8 LINE配信(一斉) 「いつもご利用ありがとうございます。
当院では、いただいたご意見を運営の改善に活かしています。
お気づきの点がございましたら、Googleのクチコミからお聞かせください。
(リンク)」
⚠️ LINE一斉配信は広告に該当する

8番のようなLINE一斉配信は、柔整の広告規制の対象になります。効果や症状名に触れないよう注意してください。上記テンプレは触れていません。
1対1のトークであれば広告には該当しません。

4. 投稿用リンクとQRコードの作り方

依頼文テンプレの内訳を示した図
図4: 依頼文テンプレ8選の内訳。

ここが実務上のボトルネックです。投稿画面に直接飛ぶリンクを用意すれば、摩擦が一気に下がります。

4-1. Googleビジネスプロフィールから取得する

手順 操作
1 Googleビジネスプロフィールの管理画面を開く
2 「クチコミを増やす」または「クチコミをリクエスト」を選ぶ
3 表示される短縮リンクをコピーする
4 そのリンクからQRコードを生成する
📚 このリンクの利点

取得したリンクは、タップすると口コミ投稿フォームが直接開きます。検索する手間がありません。
「Googleで当院を検索して、口コミ欄を探して…」という説明が不要になり、案内が一言で済みます。

4-2. QRコードの作成

項目 推奨
生成方法 無料のQRコード生成サービスで十分
サイズ カードなら2cm角以上、掲示物なら5cm角以上
配置 受付カウンター / 会計時のカード / 待合の掲示
注意 短縮URLサービスは避ける(サービス終了リスク)

4-3. 設置場所の優先順位

順位 場所 理由
1 会計時に渡すカード 持ち帰れる。後日でも投稿できる
2 受付カウンター 会計時に必ず目に入る
3 待合室の掲示 待ち時間に読まれる
4 予約完了メール リンクを直接タップできる

1番目が最も効きます。その場で書かなくても、後から投稿してもらえる可能性が残るためです。

5. 声かけのタイミングと言い方

投稿用リンクの作り方を示したフロー図
図5: 投稿用リンクとQRコードの作り方。

同じ内容でも、タイミングと言い方で反応が変わります

5-1. タイミング

タイミング 評価 理由
会計時 施術が終わり、区切りがついている
来院翌日のメール 落ち着いてから書ける
施術中 断りにくい。圧力になる
施術直後のベッド上 同上
⚠️ 施術中に依頼しない

施術を受けている最中は、断りにくい状況です。心理的な圧力を伴う依頼は、それ自体が「関与」と評価されうるだけでなく、患者さんの体験を損ないます。
会計時、つまり関係が一区切りついた後にしてください。

5-2. 言い方の原則

原則 内容
「よろしければ」を必ず付ける 断る余地を残す。圧力を感じさせない
「率直な」を入れる 内容に介入していないことを示す
一度しか言わない 繰り返すと圧力になる
断られたら引く 「またの機会に」で終える

5-3. スタッフへの共有

共有すること 内容
使う文面 第3章のテンプレ1または2に統一
言ってはいけない語 「良い」「星5」「高評価」「お願いします(評価について)」
タイミング 会計時のみ。施術中は言わない
選別しない 全員に同じ案内をする
理由の説明 ステマ規制があること、違反すると措置命令の対象になること

最後の項目が重要です。理由が分からないルールは守られません。「決まりだから」ではなく、法令上の背景を伝えてください。

6. やってはいけない増やし方

QRコードの設置場所を示した図
図6: QRコードの設置場所と優先順位。

短期的に効果がありそうに見えて、実際には大きなリスクを負う方法を整理します。

方法 問題
口コミと引き換えに割引・特典 対価は「関与」を推認させる要素
「星5でお願いします」と依頼 評価を指定している。明確に違反
下書きを渡して投稿してもらう 内容の決定に関与
スタッフ・家族・知人に投稿させる 関与を推認される。Googleポリシー違反でもある
満足していそうな人だけに声をかける 選別により表示を操作していると評価されうる
口コミ獲得業者に件数保証で依頼 自作自演の可能性。責任は施術所が負う
「不満は直接、口コミには良い点を」 ネガティブを封じている
⚠️ 二重のリスクを負う

これらの方法は、景品表示法の措置命令Googleビジネスプロフィールの停止という2つのリスクを同時に抱えます。
実務上のダメージは後者の方が大きいかもしれません。プロフィールが停止されれば、口コミも順位もすべて失います。

6-1. 発覚のリスク

発覚経路 頻度
退職者からの告発 最も多い
同業他院からの通報 多い
投稿時期の不自然な集中 Googleのアルゴリズムが検出
投稿者アカウントの履歴 他の投稿から関係性が推測される

7. 目標設定と効果測定

声かけのタイミングを示した図
図7: 声かけのタイミングと言い方。

やみくもに増やすのではなく、目標を持って運用してください。

7-1. 現実的な目標

現在の件数 3ヶ月後の目標 必要な月間投稿数
0〜10件 20件 月3〜7件
10〜30件 50件 月7〜13件
30〜50件 80件 月10〜17件
📚 何件あれば十分か

明確な基準はありませんが、近隣の同業他院と比べて極端に少なくない状態を目指してください。
自院の商圏で「○○市 接骨院」と検索し、上位に出る院の件数を確認するのが最も実用的です。それが目標の目安になります。

7-2. 測定する指標

指標 確認場所 見方
口コミ件数 GBP管理画面 月次で推移を記録
平均評価 同上 件数が増えれば安定してくる
返信率 同上 100%を維持する
投稿率 来院数と照合 来院100人あたり何件か

7-3. 増えないときの見直し

症状 確認すること
声はかけているが増えない QRコードを用意しているか。手順の説明で終わっていないか
QRコードはあるが増えない 投稿画面に直接飛ぶリンクか。検索画面で止まっていないか
スタッフによってばらつく 文面を統一しているか。全員が案内しているか
そもそも声をかけていない 会計フローに組み込む。カードを渡すだけでもよい

口コミへの返信方法は、整骨院のGoogle口コミ返信 完全マニュアルに例文40選をまとめています。

8. よくある質問FAQ

やってはいけない増やし方を示した図
図8: やってはいけない口コミの増やし方。

Q1. 口コミを依頼すること自体は違法ではないのですか?

違法ではありません。依頼は自由、誘導は違反というのがステマ規制の考え方です。「口コミを書いてください」は問題なく、「星5でお願いします」が違反になります。内容に介入しない限り、依頼自体に制限はありません。

Q2. 「率直な」と入れると低評価が来ませんか?

来る可能性はあります。しかし低評価が数件あり、それに丁寧な返信がついている状態の方が信頼されます。すべて星5のプロフィールは、かえってサクラを疑われます。低評価は避けるものではなく、対応を見せる機会だと考えてください。

Q3. 全員に声をかけるのは大変です。選んでもいいですか?

推奨しません。満足していそうな人だけに声をかけるのは、結果として表示内容を操作していると評価されうるためです。また運用上も、誰に声をかけたか覚えておく負担が発生します。カードを渡すだけなら手間はほぼ変わらないので、一律にしてください。

Q4. 口コミが増えると順位は上がりますか?

件数と返信率は、ローカル検索の評価要素のひとつとされています。ただし口コミだけで順位が決まるわけではありません。NAP情報の統一、投稿の継続、写真の追加なども同時に必要です。口コミは「順位のため」より「来院の決め手」として捉える方が実態に近いです。

Q5. 業者に依頼して増やすのはどうですか?

サービス内容次第です。「件数保証」「星4.5維持」を謳う業者は避けてください。自作自演や対価による投稿を行っている可能性が高く、責任は施術所が負います。「依頼の仕組みづくりを支援する」タイプであれば問題ない場合もありますが、契約前に投稿者・対価・内容への関与を必ず確認してください。

Q6. LINEで一斉配信してもいいですか?

可能ですが、LINE一斉配信は柔整の広告規制の対象になります。効果や業務範囲外の症状名に触れないよう注意してください。本記事のテンプレ8はこれらに触れていないので、そのまま使えます。1対1のトークであれば広告には該当しません。

Q7. 投稿してくれた人にお礼を言ってもいいですか?

問題ありません。投稿後のお礼は対価にあたりません。ただし、お礼として割引やサービスを提供すると対価になるため避けてください。口コミへの返信で「ご投稿ありがとうございます」と書くのが自然です。

Q8. 何件くらいあれば十分ですか?

絶対的な基準はありません。自院の商圏で「○○市 接骨院」と検索し、上位に出る院の件数を確認してください。それと比べて極端に少なくなければ十分です。件数を競うより、返信が全件についている状態を維持する方が効果的です。

9. まとめ|摩擦を減らすことがすべて

口コミを増やすアクションを示した図
図9: 口コミを増やすアクション。

口コミが増えない原因は、患者さんの意欲不足ではありません。投稿までの手順が多すぎることです。

対価を使えば短期的には増えますが、ステマ規制とGoogleポリシーの二重のリスクを負います。QRコード1枚と、会計時の一言。この2つを整えるだけで、リスクゼロで継続的に増やせます。

本日中にできること

  1. 投稿用リンクを取得する:GBP管理画面から短縮リンクをコピー
  2. QRコードを生成する:無料サービスで十分
  3. 受付に置く:印刷してスタンドに立てるだけ

今週中にできること

  1. 会計時の声かけを開始:テンプレ1または2に統一
  2. カードを作る:名刺サイズ。持ち帰ってもらえる
  3. スタッフに共有:文面・タイミング・言ってはいけない語

今月中に仕組みにすること

  1. 会計フローに組み込む:カードを渡す動作を定型化
  2. 全件返信を徹底:返信がある院には投稿が集まる
  3. 月次で件数を記録:推移を見て導線を調整

近道はありません。しかし正しい方法でも十分に増やせます。今日、投稿用リンクを取得してQRコードを1枚印刷するところから始めてください。それだけで、来週から数字が動き始めます。

依頼文と返信、両方チェックできていますか?

依頼は景品表示法、返信は柔道整復師法。二重の制約がかかります。
柔整ガイドAIは、GBP・HP・SNSを業種特化AIが自動診断するSaaSです。

▶ ベータ版ウェイトリストに登録する(無料)
※ 2026年夏リリース予定。登録者は3ヶ月無料。メールアドレス入力のみ・1分で完了

先生の院のサイト、違反表現は何件ありますか

禁止表現辞書102項目と照合し、該当箇所と安全な代替表現をまとめてお送りします。費用はかかりません。診断のみのご利用で構いません。

無料で診断を申し込む

▶ 無料で広告診断を申し込む