ホームページ

整骨院のホームページで集客できない9つの原因と改善手順

著者: インフォサクセス(Infosuccess) 2026年9月30日 公開 2026年9月27日 更新 読了 約12分
整骨院のサイトで問い合わせが来ない9つの原因。止まる場所は到達・滞在・行動の3つ

この記事を読むべき方

問い合わせが来ないサイトには、必ず止まっている場所があります。そして止まる場所は3つしかありません。

見られていないのか。見られているが読まれていないのか。読まれているが行動されていないのか。この切り分けを飛ばして直し始めると、効かない場所に手間をかけることになります。

デザインを作り直したのに問い合わせが増えなかったという話はよく聞きます。原因が見られていないことなら、見た目を変えても結果は動きません。

いま動いているサイトの表記を、無料で診断します

ガイドラインの条項に沿って、該当箇所と代替表現をまとめてお送りしております。費用はかかりません。無料の広告ガイドライン診断はこちら。

「集客できない」を3つに切り分ける

集客できない原因を到達・滞在・行動の3段階に切り分けた図
到達・滞在・行動の3段階。どこで止まっているかで打つ手が変わる。

患者さんがサイトから予約するまでには、3つの段階があります。どの段階で脱落しているかによって、打つ手はまったく違うものになるでしょう。

段階 起きていること 効く対策
到達 検索や地図にサイトが出てこない 検索エンジンへの登録、地図サービスの整備
滞在 開いたがすぐ離脱している 表示速度、文章の構成、スマートフォン表示
行動 読んだが予約・連絡に至らない 連絡手段、受付時間、料金の明示

切り分けをせずに着手すると、労力の大半が無駄になります。最も多いのは、到達で止まっているのに滞在の対策をしている状態でしょう。デザインの刷新や文章の書き直しは、人が来ていて初めて効果を持ちます。

判断は感覚ではなく数字で行ってください。Google Search Consoleの表示回数が月に数十回しかないなら、到達で止まっています。表示回数が数百回あるのに問い合わせがないなら、滞在か行動のどちらかです。確認の手順は後述します。

原因1から3 そもそも見られていない

見られていない原因3つと確認方法を示した図
到達で止まっている3つの原因と、その確認方法。

まず到達の段階です。ここで止まっている院が最も多く、しかも気づきにくい部分になります。

No 原因 確認方法
1 検索エンジンに登録されていない 検索窓に院名を入れて、自院サイトが出るか見る
2 Googleビジネスプロフィールが未整備 地図で院名を検索し、写真・受付時間・サイトの欄を確認
3 地域名を含む検索で圏外 「地域名 整骨院」で3ページ目まで見る

1番は基本ですが、公開したまま登録していない院は珍しくありません。院名で検索して自院が出てこないなら、まずここから着手してください。Google Search Consoleに登録し、サイトマップを送るだけで状況が変わることがあります。

2番は、整骨院にとって検索より重要かもしれません。近くの整骨院を探す人の多くは地図から入ります。地図側の情報が古いまま、あるいは写真が1枚もない状態だと、サイトの手前で候補から外れてしまうでしょう。

3番については、すぐに解決する方法はありません。地域名を含む検索は競合が多く、順位が動くまでに数ヶ月かかります。ただし、そこを狙う前にやれることは残っているはずです。

「広告費をかけ続けないと難しい」と説明されることがありますが、地図サービスの整備と検索エンジンへの登録は無料でできます。有料広告を検討するのは、この2つを済ませてからでも遅くありません。

原因4から6 見られているが読まれていない

読まれていない原因3つと確認方法を示した図
滞在で止まっている3つの原因と、その確認方法。

表示回数はあるのに滞在が短い場合、開いた直後に離脱しています。

No 原因 確認方法
4 スマートフォンで読みにくい 自分の端末で開き、拡大せずに読めるか確かめる
5 表示に時間がかかる 通信を切り替えて開き、3秒以内に文字が出るか見る
6 最初の画面に知りたいことがない 場所・受付時間・連絡方法が上部にあるか確認

4番は、制作側と閲覧側の環境差から生まれる問題です。制作は大きな画面で進むため、実機で見ると文字が小さかったり、行間が詰まっていたりします。指で拡大しないと読めない状態なら、それだけで離脱の理由になるでしょう。

5番は写真の容量が原因であることが多いところです。撮ったままの写真を何枚も載せると、読み込みが重くなります。表示速度の詳しい改善手順は別記事で扱いますが、まずは写真を軽くするだけでも体感が変わります。

6番は見落とされがちです。患者さんが最初に知りたいのは、施術の理念ではありません。どこにあるか、いつ開いているか、どう連絡するか。この3つが最初の画面に見当たらないと、戻るボタンを押されます。

置く順番の目安は、場所、受付時間、連絡手段、駐車場の有無、初回の料金の5つです。これらが画面を開いた範囲、あるいは一度スクロールした範囲に収まっていれば足ります。理念や施術へのこだわりは、その下で構いません。読む人はまず通えるかどうかを判断し、それからどんな院かを見にいきます。

サイトの表記が規制に触れていないかは、無料診断で確認できます。

原因7から9 読まれているが行動されていない

行動されていない原因3つと確認方法を示した図
行動で止まっている3つの原因。9番は損失が最も大きい。

最後の段階です。読まれているのに連絡が来ない場合、行動する手段か判断材料が足りていません。

No 原因 確認方法
7 連絡手段が電話だけ 時間外に連絡できる窓口があるか確認
8 料金が分からない 初回にいくらかかるかが書いてあるか確認
9 フォームが動いていない 自分で送信し、受信できるか確かめる

7番は影響が大きい割に、対処が簡単な項目です。電話しか窓口がないと、営業時間中に電話をかけられない人は候補から外れます。仕事の合間に探している人ほど、夜のうちに送れる手段を求めているものです。

8番も同じ構造でしょう。初回いくらかかるのか分からない状態では、問い合わせのハードルが上がります。保険と自費で書き分ける必要はありますが、目安が示されているだけで連絡は増えます。

9番は、起きていると最も損失が大きい原因です。フォームの不具合は誰も教えてくれません。送信しても届いていない状態が半年続いていた例もあります。月に一度は自分で送信テストを行ってください。

送信テストでは、返信用のメールアドレスに実際に届くところまで確認してください。フォーム画面に完了と表示されても、通知メールが迷惑メール扱いになっていて気づかない場合があります。

どこで止まっているかを確かめる方法

止まっている段階を数字で確かめる3ステップを示した図
表示回数、クリック数、問い合わせ件数の順に見て切り分ける。

数字で確認する手順は、次の3ステップで足ります。特別なツールは要りません。

手順 見るもの 判断
1 Google Search Consoleの表示回数(過去28日) 数十回以下なら到達で止まっている
2 同じ画面のクリック数 表示は多いのにクリックが極端に少ないなら、タイトルと説明文を見直す
3 問い合わせ件数と電話の件数 クリックはあるのに連絡がないなら、滞在か行動の問題

数字を見る前に、自分の端末でサイトを一通り触ってみることもおすすめします。自院のサイトを患者さんの立場で開く機会は、意外と少ないものです。地図を押して経路が出るか、電話番号を押して発信できるか、順に試してみてください。

家族や知人に見てもらう方法も有効です。作った本人は構造を知っているため、迷う箇所に気づけません。初めて見る人が3秒以内に場所と受付時間を見つけられるかどうかが、一つの目安になるでしょう。

直す順番を決める

改善の優先順位9項目を費用の目安つきで並べた図
費用と効果の出やすさで並べた改善の順番。

原因が複数見つかった場合、すべてを同時に直す必要はありません。費用と効果の出やすさで順番をつけてください。

優先度 やること 費用の目安
1 フォームの送信テストと修復 無料から数千円
2 Googleビジネスプロフィールの整備 無料
3 検索エンジンへの登録とサイトマップ送信 無料
4 最初の画面に場所・受付時間・連絡手段を置く 数千円から数万円
5 料金の目安を載せる 数千円から数万円
6 写真を軽くして表示速度を上げる 数千円から数万円
7 スマートフォン表示の調整 数万円
8 ページを追加して検索の入口を増やす 1本あたり数万円
9 全面的な作り直し 25万円前後から

上から4つは、ほぼ費用をかけずに実行できます。ここを飛ばして作り直しから入ると、同じ問題を抱えたまま新しいサイトができあがるおそれがあります。

順番を守る理由は、費用対効果だけではありません。無料でできる項目を先に片付けると、その後に残った問題が何なのかがはっきりします。フォームも地図も整えたうえでまだ連絡が来ないのであれば、原因は情報の中身か、そもそもの露出量に絞られます。手当たり次第に直すより、切り分けを1段ずつ進めるほうが結局は早く終わるでしょう。直した日付と内容を残しておくと、次に迷ったときの判断材料にもなります。

作り直しを検討するのは、原因が構造的なときだけで構いません。スマートフォンに対応していない、管理画面がなく自分で直せない、名義が業者にあって動かせない。こうした場合は、部分的な修正より作り直しのほうが早いでしょう。判断の基準はリニューアルすべきタイミングでも扱う予定です。

1ヶ月で確認できる指標

改善後に確認する5つの指標を並べた図
1ヶ月ごとに確認する5つの指標と、その読み方。

手を入れたら、効果を確かめる期間を決めておきましょう。目安は1ヶ月です。

指標 見方
表示回数 先月と比べて増えているか。検索での露出の量
クリック数 実際に開かれた回数。表示回数との比率も見る
問い合わせ件数 フォームからの件数。電話と分けて数える
地図での表示 Googleビジネスプロフィールの表示回数と経路検索の数
新患数 最終的な結果。ただし季節や近隣の状況にも左右される

数字が動かなくても、1ヶ月で結論を出さないでください。検索順位が動くまでには数ヶ月かかるのが普通です。逆に、フォームの修復や連絡手段の追加は、効果があれば数週間で件数に表れます。

指標を見るときは、1つの数字だけで判断しないでください。表示回数が増えてクリック数が減っているなら、検索結果に出る位置が下がった可能性があります。逆にクリック数が変わらないのに問い合わせが増えたのなら、サイト側の改善が効いたと考えられます。2つ以上の数字を並べると、何が起きたのかが読み取りやすくなるはずです。

記録は紙でも十分です。月末に表示回数、クリック数、問い合わせ件数の3つを書き留めておくだけで、半年後に何が効いたのかを振り返れるようになります。

よくある質問

集客できない原因についてのよくある誤解5つを示した図
よくある5つの誤解と、実際に起きていること。

Q1. ホームページを作り直せば問い合わせは増えますか

原因によります。見られていない状態で作り直しても、結果は変わりません。まず表示回数を確認し、到達で止まっているのか、行動で止まっているのかを切り分けてください。作り直しが有効なのは、スマートフォンに対応していない、自分で更新できない、名義が業者にあるといった構造的な問題を抱えている場合です。

Q2. ブログを書けば集客できると言われました

効果が出るまでに時間がかかる施策です。記事を増やせば検索の入口は増えますが、数ヶ月から1年単位の話になります。それより先に、フォームの動作確認、地図サービスの整備、連絡手段の追加を済ませたほうが、短期間で件数に表れるでしょう。ブログは、その後に取り組む施策として位置づけるのが現実的です。

Q3. 広告を出したほうが早いのではないですか

即効性はあります。ただし広告で連れてきた人も、同じサイトを見ることになります。フォームが動いていない、料金が分からないといった問題が残っていれば、費用をかけた分だけ取りこぼすことになるでしょう。先に無料でできる4項目を片付けてから検討することをおすすめします。

Q4. 症状別のページを増やせば検索に強くなりますか

入口が増える効果はありますが、柔整では注意が必要です。ウェブサイトへの症状名の記載が直ちに問題になるわけではないものの、柔道整復師の業務範囲は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷であり、その範囲を超えた訴求は説明の整合が取れなくなります。また看板やチラシでは、広告できる事項の限定列挙に含まれないため書けません。

Q5. 口コミが少ないことが原因でしょうか

地図での比較において、口コミの数と評価は選ばれる要因の一つです。ただし口コミを増やす依頼のしかたには制約があります。謝礼と引き換えに投稿を求める行為は景品表示法の問題になり得るため、依頼の方法は慎重に設計してください。口コミが少ないことより、地図側の写真や受付時間が未整備であることのほうが、影響は大きい場合があります。

Q6. 制作会社に相談すべきタイミングはいつですか

自分で確認できる範囲を済ませてからで構いません。フォームの送信テスト、地図サービスの整備、検索エンジンへの登録は院内でできます。そのうえで、スマートフォン表示の調整やページの追加が必要だと分かった段階で依頼すると、何を頼むのかが明確になり、見積書も比較しやすくなります。

Q7. 表示回数はどれくらいあれば正常ですか

地域の人口や競合の数で変わるため、一律の基準はありません。目安としては、院名での検索で自院が必ず出ること、そして地域名を含む検索で表示回数が月に数百回を超えていれば、到達の問題は小さいと考えられます。数十回にとどまるなら、まだ検索エンジンに認識されていない可能性が高いでしょう。

Q8. 何ヶ月やっても変わらない場合はどうすればよいですか

直した項目と時期を並べて、どこまで確認できているかを整理してください。数字が動かない場合、原因の切り分けを誤っている可能性があります。表示回数もクリック数も増えているのに問い合わせがないのであれば、行動の段階に問題が残っているはずです。第三者にサイトを見てもらうと、作った側では気づけない箇所が見つかることもあります。

まとめ

本日中・今週中・今月中にできることを3列でまとめた図
本日中・今週中・今月中に分けた改善の進め方。

本日中にできること

今週中にできること

今月中にできること

問い合わせが来ない原因は、デザインであることのほうが少ないものです。多くは、見つけられていないか、連絡する手段が足りていないかのどちらかに収まります。

費用をかける前に、無料でできる4項目を先に片付けてください。フォームの送信テスト、地図サービスの整備、検索エンジンへの登録、最初の画面の情報。ここまでやって数字が動かなければ、その時点で初めて投資を検討すればよいはずです。

制作会社に依頼する場合の選び方は整骨院のホームページ制作会社の選び方で、費用の相場は整骨院のホームページ制作費用の相場で扱っています。

御院の表記を、条項に沿って確認しませんか

現在のホームページやGoogleビジネスプロフィールに該当する表記がないかを、無料で診断しています。該当箇所と、ガイドラインの条項番号、代替となる表記をまとめてお送りします。

診断のみのご利用で構いません。制作のご依頼をお勧めすることはありません。無料の広告ガイドライン診断はこちら。

先生の院のサイト、違反表現は何件ありますか

禁止表現辞書102項目と照合し、該当箇所と安全な代替表現をまとめてお送りします。費用はかかりません。診断のみのご利用で構いません。

無料で診断を申し込む

▶ 無料で広告診断を申し込む